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就職に向けて 超基礎編2 履歴書に書ける趣味とは

こんにちは。
人材ターミネーターt…コーディネーターのヒロです。


今回は履歴書の肝と言っても過言ではない趣味の欄です。
なぜ趣味が肝なのか?

書類審査を突破して面接に進みます。
面接を受けるとき、面接官の手元には貴方が書いた履歴書があります。
そして趣味について質問をされます。
そのとき、面接官は貴方の表情に注目しています。
嬉々として趣味について話すのか、しどろもどろになって話すのか。

趣味に没頭する時間は、自分にとって何より大切な時間です。
自分が一番好きな時間です。
その一番好きな事を人に話すとき、人は自然と笑顔になります。
面接官は、趣味の話しを振られたときに笑顔で楽しそうに話す人を『プライベートも充実している人』と判断します。
逆にしどろもどろになって話す人は『あ、こいつ趣味はテキトーに書いたな』と思われます。


『そんな事言っても、趣味はパチンコとエロ動画収集くらいだし…』という人もいると思います。
もちろんそのまま書いては絶対にダメです。
エロ動画収集を『動く春画を収集すること』とごまかして書いてもダメです。
履歴書に書ける趣味が無い人はちょっと人より詳しい事や、嫌いじゃない事を探してください。
できるだけマイナーな方がベターです。
メジャーな趣味をでっち上げると、面接官に同じ趣味の人がいる可能性があります。

例えば、ゲームの三国無双が好きなので、横山光輝の三国志を取りえず読んで通り一遍の知識を得て、趣味の欄にに『三国志』と書いたとしましょう。
しかし、三国志はメジャーなので面接官に三国志マニアがいる可能性もあります。
三国志の中の非常に細かい事柄について意見を求められたらメッキがはがれます。
そのリスクを覚悟で趣味に三国志と書いてください。

それでも、『本当に履歴書に書ける趣味が無い。マジで無い。三国志読むの面倒だ。この世の事なんて興味無ぇ』という人もいるでしょう。
休日はエロ動画を集めてシコシコして2chして終わりという人は、『サイクリング』とか『日帰り自転車旅行』と書いて下さい。
まず、ネットでサイクリング用の自転車の名前を覚えてください。
次に自分の住んでる地域から半径30Kmにある名所や美味しい店をネットで探してください。
例えば、あの土手の桜はキレイだとか、あのラーメン店は美味しいとかで良いです。
これで立派な趣味の完成です。
面接で趣味について突っ込まれたら、100万ドルの笑顔でこう言ってください。

『自転車で行ける範囲ですので30Kmくらいですが、春には桜がキレイな土手もあります。夏は川の近くを走ったりします。最近はラーメン屋さんを巡りをしています。外に出て自分の足で自転車を漕いで色んな景色を見たりすると気分が晴れます』


ここまで、履歴書の趣味の欄についての大切さを述べてきました。
ここでもう1つテクニックをご紹介します。
それは趣味の欄の書き方です。

『音楽鑑賞』や『読書』、『スポーツ観戦』も基本的にNGです。
これらは、『本当は趣味じゃないけど、テキトーに書いておくか』という輩が使う手です。
面接官は趣味の欄にこれらの言葉が書いてある履歴書を見ると、『あぁ、またテキトーに書いてるな』と思います。
そうなると趣味について聞いてもどうせ嘘を言うんだろうと思われて不利になってしまいます。

『馬鹿野郎!俺はマジで音楽鑑賞が趣味なんだよ!』とか『俺は読書が三度のメシより好きなんだ!』という人もいると思います。
では、本当にこれらが趣味の人は何と書けば良いか。
例えば音楽鑑賞なら『クラシック』とか『ジャズ』などジャンルを書いた上でさらに、最も好きな曲も書きましょう。
ただし、J-POPはあまり良い印象を持たれない傾向があります。
読書なら『ロシア文学』とか『シェイクスピア』とか書いて、最も好きな作品名を書いておくと良いかもしれません。
スポーツ観戦も『ヨーロッパサッカー』、『メジャーリーグ観戦』など詳しく書いておきます。


さて、一気にここまで書いてきましたが、まとめをさせてもらいます。
面接が和やかに進行するか、ギクシャクしてしまうかは合否を決める上で大きな影響力があります。
結局、企業にとって『この人なら一緒に楽しく仕事ができそうだ』と思われればいいのです。
趣味の話しで盛り上がれないような人では、『一緒に仕事がしたい!』と思ってはくれないでしょう。

就職に向けて 超基礎編1 不合格の履歴書

こんにちは。
人材コーディネーターはこーでねーと…ヒロです。


就職する上で絶対に避けて通れないのが履歴書です。
嫌ですよね履歴書を書くのって。
でも履歴書だけはしっかり書きましょう。
健全な企業なら履歴書だけで採用することはありません。
しかし、履歴書がダメダメだとその場で不採用となります。
今回は履歴書書くために絶対にやってはいけない悪い例をご紹介します。


1 志望動機や趣味の欄が空白の履歴書
志望動機が空欄なんて履歴書なんてあるの?と思うかもしれませんが、本当にあります。
趣味もしっかりと書きましょう。(その理由は次回説明します)


2 趣味の欄に、『パチンコ』と書いてある履歴書
パチンコが悪いわけではないですが、ギャンブル系の趣味は絶対書いてはいけません。
他にも特定のスポーツチームを応援することなども書いてはいけません。
じゃあ、何を書けばいいんだ?という意見もあるでしょう。
趣味については大切ですので、次回説明します。


3 スピード写真で撮った写真が貼ってある履歴書
写真屋さんが撮った写真とスピード写真では出来映えが全然違います。
必ず写真屋さんで撮ってもらいましょう。


4 間違った箇所が修正液で消してある
間違ったら書き直しましょう。
履歴書は鉛筆で下書きをしてから清書するようにしましょう。
修正液を使った履歴書を持ってくる人は意外と多いです。


ここまでが不採用となる典型的な履歴書です。
『こんなの常識じゃん』と思ったあなたは大丈夫!
ドキっとした貴方はすぐに改めてください。

次回は履歴書に書く趣味についてです。
コレが皆さんが思っている以上に重要なんです。

資格は有効?

こんにちは。
人材コーディネーターのヒロです。

さて、今回からやっとこのブログの主旨にあったことを書いていこうと思います。
本日のタイトルは『資格は有効?』です。

最初に答えを言ってしまうと…資格は有効です。
就職を目指す皆さん、頑張って資格を取りましょう。


おい、資格より経験だろ!
ソースは2chだ!



はい、確かに資格より経験があるほうが就職には有利です。
それは間違いありません。
しかし、『資格よりも経験』という言葉を『資格を取得する=無価値』という意味で理解しているのであれば、それは間違いです。
資格を取得することに価値はあります。
『取得する資格』と『アピールの仕方』で十分な勝負ができます。

まず皆さんに大前提として理解して欲しいことは、『評価方法は企業によって全然違う』ということです。
このブログは20代~30代半ばの方を対象としてますので、その年代ならば経験よりも資格や資格を取得したという向上心を評価してくれる企業は数多く存在します。
2chでよく書かれている、『経験>資格』という書き込みは基本的には正しいと思いますが、その差は致命的なものでは無いということをしっかりと覚えて置いてください。

さて、当然ですが目指す職種によって就職が有利になる資格は異なります。
取得が比較的簡単で、かつ就職の際に有利に働く資格を以下に書きます。

ITパスポート試験
事務職を目指すならば、そこそこ価値のある資格です。
例えば営業やってたけど、事務になりたい!という方を担当した場合、私はまずこの試験に合格することを勧めています。

日商簿記検定2級
試験の難易度は前出のITパスポート試験より上ですが、日商簿記2級は非常に汎用性が高いです。
営業職を目指す場合でも、事務職を目指す場合でも企業である以上はお金の勘定は絶対に必要です。
『常にコスト意識を持って仕事をします』とアピール方法できます。

販売士検定2級
販売士検定は営業職を目指すのならば有効な資格です。
マーケティングに関する知識をアピールしましょう。

秘書検定2級
営業職・事務職を問わず評価される場合が多いです。
特に女性がこの検定に合格していると高評価を得られる場合があります。


この4つの資格を全て取得(合格)する必要はありませんが、履歴書の資格欄が真っ白よりは全然好印象を与えることができます。
何より面接においてアピールできる事があるというのは強みになります。
是非検討してみてください!

何が何でも正社員になろうというのは間違い その2

こんにちは。
人材コーディネーターのヒロです。
さて今回も前回と同じように、『正社員に固執しすぎるのはヤバイ』という内容ですが、今回は『正社員になる方法は1つではない』ということを書いていきたいと思います。
つまり、面接→採用(正社員)というパターン以外の方法です。
具体的には、契約社員で働くということです。

『俺は正社員になろうとしてるのに、何で契約社員の話しをするんだ!このハゲ!』

と、憤る方もいらっしゃいます。
まぁまぁ、落ち着いて下さい。
私はハゲではありません。
家系的にはハゲのサラブレッドですが。


当方からいくつか企業を紹介して残念ながら全て不採用となった場合、その不採用の理由が『スキルまたは経験不足』によるものであるならば、契約社員として働くことを提案することがあります。

・数社から『スキルまたは経験不足』として断られたのならば、同業他社においても同じ理由で不採用となる可能性がある。
・『スキルまたは経験不足』であるならば、契約社員として働きスキルと経験を身に付けることができる。
・その上で、正社員として雇用するかどうかを改めて判断してもらう。

以上のような理由から『スキルと経験』を身に付けるために契約社員として働くことは決して無駄ではありません。


『それって、紹介予定派遣のことじゃん!』と思った方もおられるでしょう。
確かに正社員登用が前提なので、紹介予定派遣と思われるのも当然です。
しかし、紹介予定派遣制度を取り入れていない企業は多くありますので…ゴニョゴニョ…。


さて、今日の言いたいことを早速書いてしまうと、
『いきなり正社員としてじゃなくて、契約社員から正社員になる方法もありますよ!何が何でも正社員と焦らずに、契約社員から正社員を狙いましょう!』
ということです。

また、当方が紹介する企業は基本的には信用のある企業です。
『信用のある企業』とは何か?


『一定のスキルや経験を積めばちゃんと正社員として雇用してくれるし、契約社員から正社員への登用実績がある企業』

『一定のスキルや経験を積めばちゃんと正社員として雇用してくれるし、契約社員から正社員への登用実績がある企業』


皆さんの一生に影響を与えかねないような重要な事ですので2回書きました。


契約社員から正社員になるために一番大切なのはその会社に契約社員→正社員という実績があるかどうかです。
では実績の無い企業とはどういう企業でしょうか。
ここから書くことは実績の無い企業の実話です。
一切の誇張や脚色はしておりません。


ある企業が大々的に正社員の募集をしました。
条件は決して悪くありません。
当然、応募者が殺到します。
数十人が最終面接に残ります。
最終面接を終えた翌日、人事部長は結果を伝えるために最終面接を受けた応募者を1人ずつ会社に呼びます。

『残念ながら正社員としては不採用です』

ガックリと肩を落とす応募者。
しかし、やり手の人事部長はハゲ頭を輝かせてこう言います。

『しかし私は貴方を高く評価しています。
 どうでしょうか?正社員として雇用することを前提に契約社員として働きませんか?
 1年か2年ほどして正社員の登用試験を受けてみませんか?』

こう言われると7割以上の応募者はその場で契約社員として働くことを承諾するそうです。
そして『正社員になるんだから正社員の仕事をしてくれなきゃ困る』と言われ、正社員と同様の仕事を任せられます。

もうお分かりですよね?
この企業は最初から正社員にするつもりなど毛頭無いのです。
正社員の半分くらいの人件費で、正社員と同じだけ働かせることが目的だったのです。
社員登用試験なるものは社則には記載されていましたが、実施されたことは1度もありませんでした。


こうした企業は実在し、その数は決して少なく無いとだ言っておきます。
正社員を餌にコキ使うという企業側の作戦がある以上、契約社員から正社員を狙うということにはリスクがあることをご承知ください。
特に求人情報には正社員と書いてあるのに、契約社員としての採用を打診された場合は、十分な注意が必要です。

ではそのリスクを下げる為にはどうしたらよいか?
それは我々のような人材コーディネーターを利用することです。
ある程度大手の企業ならば、このリスクを減らすことはできます。

『そんなこと言ったって、大手の人材コーディネーターだって怪しいだろ!
 2chにもそう書いあるし!』


はい、その通りです。
返す言葉もございません。
いい加減で自分の成績しか考えていない人材コーディネーターは少なからずおります。

しかし、実績のある企業の情報を豊富に持っているのは人材コーディネーターです。
正社員登用を前提として契約社員になる場合、自分1人で決断するよりも人材コーディネーターを利用したほうがリスクは低いと思います。

何が何でも正社員になろうというのは間違い その1

こんにちは。
人材コーディネーターのヒロです。

さて、本日のタイトルは『何が何でも正社員になろうというのは間違い』という、いきなりこのブログの主旨を否定するようなものとなってしまいました。

その人の適正に合った企業を紹介するのが私の仕事ですが、『俺の適正なんてどうでもいい!給料が高い企業の正社員なら何でもいいから紹介してくれ!』と言われる方が少なくありません。

正直に言いますと、何でも良いなら今すぐにでも正社員として働ける企業はあります。
ただし、3日でトンズラしてしまうような企業です。
そう再三忠告をしても10人に1人くらいはこう言います。

『俺はそこいらの根性無しとは違う!そこの企業に就職する!!』

そこまで言うならと紹介するのですが、今まで3日以上勤めた人は1人もいませんでした。

大体、入社して次の日の午前中にそこの企業から電話が掛かってきます。
お叱りの電話ではありません。

『1日で逃げちゃったけど、これに懲りずにまた次の人を紹介してくれ』

という営業に近いお電話です。
これは非常に極端な例ですが、こういった企業が存在することは紛れもない事実です。


なかなか就職・転職ができないで悩んでいる方は多いですが、妥協はしても焦りは禁物です。
間違っても『正社員なら何でも良い』とは思わないでください。


え?この企業はどこかって?
そればかりはご容赦を…。
ただ、営業系の職種とだけ申し上げておきます。

ブログ開設にあたって

皆様はじまして。
ブログを書かせてもらいますヒロと言います。
普段は人材コーディネーターとして働いています。

人材コーディネーターとしての本音や就職に関するテクニックなどをこのブログで書いていきたいと思います。
当ブログは主に20代~30代半ばの就職事情がメインとなります。

また、主に転職者向けの内容になりますが、始めて社会に出る人向けの内容もあります。
その際、前者の場合は『転職』であり、後者の場合は『就職』になりますが、当ブログでは特に断りが無い場合を除いて標記を『就職』に統一します。

どうぞよろしくお願いします。