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働きながら転職活動をする利点

こんにちは!
人材コーディネーターのヒロです。

さて、今回は前回の内容を踏まえたことを書きます。
前回は『仕事を辞めて転職活動をするより、働きながら転職活動をしたほうが良い』ということを書きましたね。
今回は働きながら転職活動をする利点を書いていきます。
(今日はちょっと長いです)


さて、転職活動でも就職活動でも面接は絶対に避けて通れません。
面接のことに関してはこれから書く機会があると思います。
なのでここでは面接全体に関してはチラッとだけ書きます。

まず基本的に面接は加点方式と減点方式を組み合わせたものです。
最初の持ち点はその人の経歴書や履歴書、そして持っている資格やコネなどで決まります。


(↑は面接の基本的な考え方です。大切なので赤字にしました)

さらにドボン問題もあります。
ドボン問題に失敗すると、その時点で不採用が確定します。

ドボン問題と反対の天国問題(仮)はありません。
天国問題とはどんなに失敗しても、これに正解すれば一発で採用が決まるというものです。

天国問題はありませんが、チャンス問題はあります。
チャンス問題とは『答えが簡単で好印象を与えることのできる問題』と定義します。


さて、以上のことを踏まえて本日の本題に入ります。
有名なドボン問題の1つに『何で前の会社を辞めたのですか?』があります。
これは会社としては当然気になります。質問して当然です。

さて、ここで問題です。
あなたは会社を辞めて転職活動をしています。
書類選考が通って面接に呼ばれました。
面接で『前職を辞めた理由はなんですか?』と聞かれました。
次のうち、ドボンになってしまう答えはどれでしょう?
2つ選んでください。


A 前の会社は俗に言うブラック企業だったので辞めました。
B 人間関係が悪化したので退職しました。
C 働きに見合った給料がもらえないので退職しました。
D 前の会社では自分のやりたいことができないので退職しました。
E うつ病になってしまったので辞めました。


絶対にドボンとなる答えはBとEです。

Bの『人間関係が悪くなって仕事を辞めた』という人は非常に多いです。
しかし、面接でそれを言うとドボンです。
『じゃ、ウチの会社でも人間関係が悪くなったら辞めるのかな?』と思われてしまいます。

Eの『うつ病になって…』という人も現実には多いでしょう。
現在は完治していても、『また病気になるんじゃないか?』と思われてしまいます。
なので健康が原因で辞めるというのはドボンになります。

また、AとCもドボンになる可能性もあります。
Aは『ブラック企業に入ったのは本人の責任』とか『ウチの会社もブラック企業扱いされそう』などと思われます。
Cは『仕事は半人前でも給料は一人前を要求する奴』と思われてしまうかもしれません。
(まぁ、かなり悪い意味で解釈していますが・・・)

結局、Dが無難な答えになるでしょう。
Dの内容を答えることでドボンを回避できます。
ただ、ドボンを回避しただけで点数を取ることはできません。
この場合はDと答えた後に、『自分のやりたいこと』を明らかとして『なぜ前の会社ではそれができなかったか』を説明して、さらに『この会社ならやりたいことができる』ことを説明します。
ここで相手が納得してくれれば点数がもらえるでしょう。

しかし意地悪な会社なら、『もし自分のやりたいこととは関係ない部署に配属になったらどうする?』と聞いてきます。
これはかなり意地悪な質問です。
こういうときは慌てず笑顔を崩さず、目線を泳がせずに『それは御社が私の適正を考慮した上での異動だと思いますので、その部署で仕事を頑張ります』と答えましょう。
(この答え方はあくまで一例です)

意地悪な質問に関してはまた書く機会があると思いますので、そのときにゆっくりと説明しますが、基本的に意地悪な質問にはバカな答えさえしなければいいんです。
大切なのは笑顔で答えることと、意地悪な質問で余裕が無くなりグダグダにならないことが大切なのです。

以上は、会社を辞めて転職活動をした場合を想定したものです。
では次からは会社で働きながら転職活動をして面接まで行ったときのことを想定しましょう。

現在も会社で働いているわけですから、『なぜ前の会社を辞めたのですか?』という質問はしてきません。
だって、現在も会社で働いているわけですからね。
その代わり、『なぜ今の会社を辞めようと思うのですか?』という質問が来ます。

しかもこの手の質問は面接の序盤で来ます。

いいですか?
さっきはドボン問題でしたが、今度はチャンス問題です。
もちろん『今の会社では自分のやりたいことができない、でも御社ならできると思う』と答えてください。

え?それじゃ最初と同じだろ?

いいえ、全然違います。

最初(会社を辞めて転職活動をしている場合)と今回(会社を辞めずに転職活動をしている場合)では、この答えの持つ意味が全く違います。

今回は『別に今の会社で働き続けても良いけど、もっとやりたいことがある。御社ならそれができる』という意味を持っています。

『今の会社で働き続けてもいいんだけど…。
 でも御社は今の会社より全然良いよ。
 俺のやりたいこともできるし。
 今の会社で働くくらいなら御社で働きたいな!』


と、まぁ、かなり大袈裟ですが簡潔に言うとこんな感じです。
もっと分かりやすく書きましょう。

『今付き合ってる彼氏に不満は無いわ。
 でも貴方の方が好きよ。
 貴方がもしOKなら…ワタシ、貴方と付き合いたい・・・。』


ね。分かりやすいでしょ。
つまりこの質問は、今の会社より御社のほうが素晴らしいという事を伝えられるのです。
これはほんの一例ですが、面接で高確率で聞かれる質問がドボンからチャンスになります。

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